Q&A>「ほる」きかい
なんで、小型の油圧ショベルにはブレードが付いていて、大型の油圧ショベルには付いてないの?
ミニショベルは、町の道路や公園であなを掘って、水道やガスの管をひいたり、木をうえるのがおもな仕事です。道路や公園を掘ったら、そのあとかならず、うめなきゃいけませんよね。でも、せまい道路や公園には、一番小さなブルドーザー(コマツではD20A)でさえ大きすぎて入れないことが多いのです。ですから、ミニショベルで掘った場所をうめるために、ブレードがついているのです。コマツではPC**MRシリーズとPC**UUシリーズにブレードがついています。
これにたいして、大きな油圧ショベルは広い工事現場の地面や、大きな山を掘って、ダンプトラックへ積み込むのがおもな仕事です。うめる仕事がないので、PC400やPC600などの大きな油圧ショベルは、ブレードはついていないのです。ミニショベルと大きな油圧ショベルとでは、使う場所や使い方がちがうのですね。