ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ホイールローダーWA380-8/WA470-8
(2016年)

コマツ ホイールローダーWA380-8/WA470-8

 「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準および大型・小型特殊自動車平成26年基準に適合したホイールローダー「WA380-8」、「WA470-8」。

 窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減し、最新の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。加えて、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を当社従来機に比べWA380-8では3%、WA470-8では6%低減。

 降雪時や寒冷地で後方視界性を確保するタイマー付き熱線サイドミラーを新たに標準搭載し安全性を更に高めた。

ホイールローダー 読む

 日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み