ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ホイールローダーWA270-7
(2014年)

コマツ ホイールローダーWA270-7

 オフロード法2011年基準に適合したホイールローダー「WA270-7」を新発売。

 日本・北米・欧州の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。加えて、油圧システム・走行システム・エンジンを最適にコントロールする先進の協調制御システム「コマツ スマートローダロジック」や更に進化した2モーター方式「新電子制御HST」などを採用することにより、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を低減。

 また、車両後方確認用のリヤービューカメラ・モニタと、前面下部のガラスエリアを拡大した新大型ピラーレスROPSキャブを新たに搭載することにより、良好な視界を確保し、安全性を向上。運転席には高精彩7インチ液晶マルチモニタを新たに採用し、安全かつ正確でスムーズな作業を実現するとともに、エコガイダンス等の表示により省エネ運転をサポート。

 バケット容量:2.5m3

ホイールローダー 読む

 日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み