2010年
建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。
ミニホイールローダー「WA20」をフルモデルチェンジ。
国土交通省第3次排ガス規制に対応する新型エンジン搭載。
作業に合わせて2種類の車速設定が可能となる2モードコントロール機構を採用。
また、狭所作業に適したコンパクトボディながら広々とした操縦スペースの確保や、開口面積の広いワイドオープンフードの採用などにより、快適性、整備性も向上。
バケット容量:0.3m2
ホイールローダー
日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。