ケンキミュージアム

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1990年 読む

 低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。

コマツ ホイールローダー WA600-3
(1998年)

コマツ ホイールローダー WA600-3
WA600-3 バケット容量6m3
コマツ ホイールローダー WA600-3
WA800-3 11m3

 WA600とWA800における12年ぶりのフルモデルチェンジを実施した。

 両機種とも、バケット容量、エンジン出力とも大幅に向上。また新機構の2ステージ油圧システムの採用により、ブーム上昇時と掘削・すくい込み時に最適な油量を配分でき、スピードとパワーの両方を感じることができる。WA600では、欧米の排ガス規制をクリアし、環境にも優しい仕様となっている。

ホイールローダー 読む

 日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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