ケンキミュージアム

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1970年 読む

 この時代を境に、国内需要の中心は、ブルドーザーから油圧ショベルへと徐々にシフトしていく。技術的には、操作性などの付加価値も重視されるようになる。

コマツ モーターグレーダー GD600シリーズ
(1978年)

コマツ モーターグレーダー GD600シリーズ
コマツ モーターグレーダー GD600シリーズ
イラクで稼動中の様子

 GD37クラスのモデルチェンジ。このシリーズより、商品名につく数字が、ブレード長さではなく、重量・エンジン出力の大きさ別で表されるようになった。写真上はGD605Aで、Aはアーティキュレート(車体に関節がついて折れ曲がる)の意、写真下はGD600Rで、Rはリジットを表す。

 エンジン馬力がアップし、作業能力を一段と向上させるとともに、各種コントロール系に油圧ブースターを標準装備し、オペレーターの疲労を大幅に軽減することが可能となった。

その他の建設機械 読む

 いわゆる主要建設機械と言われる商品以外にも、さまざまな建設機械が ある。歴史の流れと合わせて見つめると、その時代を反映したさまざまな 商品が開発されてきたことが分かる。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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