ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ 大型油圧ショベルPC600/650-11/PC700LC-11
(2016年)

コマツ 大型油圧ショベルPC600/650-11/PC700LC-11

 「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律」2014年基準に適合した大型油圧ショベル「PC600/650-11」、「PC700LC-11」。「PC700LC-11」は、より過酷な現場向けとして、PC650-11をベースに、1クラス上の足廻りと新設計3.1㎥の大容量砕石バケットを備えた新機種。

 窒素酸化物(NOx)と粒子状物質(PM)の排出量を大幅に低減し、特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。加えて、機体のメインユニットを最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)の更なる進化とオートアイドルストップ機能の採用により、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量をPC600/650-11では6%低減。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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