ケンキミュージアム

ケンキミュージアム

-

2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ICT油圧ショベルPC128USi-10
(2016年)

コマツ ICT油圧ショベルPC128USi-10

 国内の小規模開発の道路工事、管工事、小規模造成等の幅広い現場でのICT施工に活用可能。

 また、建設現場のあらゆる情報をICTで繋ぎ、安全で生産性の高い「未来の現場」を実現するソリューション事業「スマートコンストラクション」を導入。

 国土交通省は、労働力不足など建設業の抱える様々な問題を解決し建設現場の生産性向上に取り組む方策として「i-Construction」の推進を発表。2016年度からは直轄工事の土工ではICT土工の全面的な活用に向け、調査・測量、設計、施工、検査のプロセスにおいて3次元データによる新基準が導入。またICT土工の活用に必要な経費を計上するための新たな積算基準が導入された。コマツのスマートコンストラクションは、国土交通省の「i-Construction」の各工程にも対応する。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み