ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ミニショベルPC30MR/35MR-5
(2016年)

コマツ ミニショベルPC30MR/35MR-5

 エンジンと油圧システムを最適に制御するコマツ独自の電子制御システムに加え、新たにEモード、オートデセル、オートアイドルストップ機能、ダイヤル式燃料コントロールを採用することにより、従来機の作業性能を維持しながら燃料消費量を7%低減。多くの情報を見やすく表示する3.5インチカラー液晶多機能モニタや取得可能なデータが大幅に増えたKOMTRAXを装備。

 キャブ仕様においては、新設計の大型ドアの採用やエアコン標準装備などにより更に快適なオペレータ空間を実現。国土交通省第3次排出ガス基準にも適合。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み