ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ミニショベルPC45MR/55MR-5
(2015年)

コマツ ミニショベルPC45MR/55MR-5

 オフロード法2014年基準に適合したミニショベル「PC45MR/55MR-5」

 特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。様々な環境対応技術を織り込んだ新型エンジンにより、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減。また、エンジンと油圧システムを最適に制御するコマツ独自の電子制御システムの採用などにより燃料消費量を当社従来機に比べ5%低減。

 キャブ仕様においては、新設計の大型ドアの採用やエアコン標準装備などにより更に快適なオペレータ空間を実現。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み