ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ 小型油圧ショベルPC78US/PC78UU-10
(2014年)

コマツ 小型油圧ショベルPC78US/PC78UU-10
コマツ 小型油圧ショベルPC78US/PC78UU-10

 オフロード法2014年基準に適合した小型油圧ショベル「PC78US/78UU-10」を新発売。

 特定特殊自動車排出ガス2014年基準の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。加えて、機体のメインユニットを最適に制御するトータルビークルコントロール(機体総合制御)の更なる進化により、生産性と燃費性能の両方で高いレベルを達成し、燃料消費量を当社従来機に比べ5%低減。

 また、作業機レバーニュートラル検出機能を新たに追加し突然の誤作動を防ぐとともに、新採用のIDキーにより機械の盗難リスクを軽減し、安全性を向上。機械モニタには鮮明で見やすい高精細7インチLCDモニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転をサポート。

 重量:7400kg (PC78US-10)

 バケット容量:0.28m3 (PC78US-10)

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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