ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ ICT油圧ショベルPC200i/PC210LCi-10
(2014年)

コマツ ICT油圧ショベルPC200i/PC210LCi-10

 ICT油圧ショベル「PC200i-10」、「PC210LCi-10」の市場導入を開始。

 GNSS(GPS+GLONASS)アンテナと基準局から得たバケット刃先の位置情報を施工設計データに照合しながら、設計面を傷つけないように作業機(ブーム、アーム、バケット)操作を制御する、世界初「インテリジェントマシンコントロール」を実現。2013年導入のICTブルドーザーに続き、施工の自動化を担うコマツ製「ICT建機」の第二弾商品。

 バケットの刃先が設計面に達すると作業機が自動的に停止、また、アシスト機能で刃先が設計面に沿って動くため、オペレーターは掘り過ぎを気にせずに掘削作業が可能。従来施工と比べて丁張りや検測などの作業工程を大幅に削減できるため、お客様の施工効率の向上に貢献するとともに、機械周辺で作業補助する人員も削減できるので現場の安全性も向上。

 重量:19600kg

 バケット容量:0.8m3

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み