ケンキミュージアム

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2000年 読む

 IT革命は建設機械の技術にも色濃く影響を及ぼす。90年代に開発された、衛星を活用した稼働管理システムは、遠隔地から機械を監視・管理する手段として、標準装備されるようになる。

コマツ ホイール式油圧ショベル アーバンギア128
(2000年)

コマツ ホイール式油圧ショベル アーバンギア128

 発進・低速(1速)はパワフルな油圧駆動で、中・高速(2・3速)は高速走行に適したダイレクト駆動で走行。モデルチェンジ機種では、従来の常識を打ち破る時速約50kmという世界初の高速走行を実現した。標準作業モードに加えて、エンジン・ポンプトータル制御による重掘削モードを新採用している。

 重量13400kg、バケット容量0.45m3。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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