ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ アーティキュレートダンプトラックHM300-3、HM400-3
(2012年)

コマツ リオ・ティントで無人ダンプトラック運行システムの稼働を開始

 オフロード法2011年基準に適合したアーティキュレートダンプトラック2機種「HM300-3」、「HM400-3」を新発売。

 日本・北米・欧州の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。積載質量、ボディ容量、エンジン出力、リターダ容量を向上させる一方で燃料消費量を低減し、優れた環境性と経済性を両立。

 アクセル操作のみで滑りやすい路面や、軟弱地を走破する新開発のコマツトラクションコントロールシステム(KTCS)の搭載に加え、キャブへのアクセス部分にピンスパイクタイプの滑り止めプレート、エンジンフードの周りにはハンドレールを設け、安全性を向上。

 車体のショートノーズ化と運転席のキャブ中央配置により、左右バランスの良い広い視界を確保し、車両後方確認のためにカラーリヤビューモニタを標準搭載。機械モニタには鮮明で見やすい高精彩7インチLCDモニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転もサポート。

 最大積載質量:28.0t(HM300-3)

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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