2000年
ＩＴ革命は建設機械の技術にも色濃く影響を及ぼす。90年代に開発された、衛星を活用した稼働管理システムは、遠隔地から機械を監視・管理する手段として、標準装備されるようになる。
国土交通省排ガス2次基準対応エンジンを搭載したほか、ワイドキャブの採用と同時に、ROPS(運転者保護構造)／FOPS(落下物保護構造)を標準装備したことで、居住性と安全性を向上させた。
また、けん引力アップ、接地圧低減などにより、走行性能及び軟弱地走破性が大幅に向上した。 車両遠隔管理システム「KOMTRAX(コムトラックス)」標準装備。
積載量11,000kg。
ダンプトラック
運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。
