ケンキミュージアム

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2000年 読む

 IT革命は建設機械の技術にも色濃く影響を及ぼす。90年代に開発された、衛星を活用した稼働管理システムは、遠隔地から機械を監視・管理する手段として、標準装備されるようになる。

コマツ クローラーキャリアCD20R (くるくるダンプ)
(2003年)

コマツ クローラーキャリアCD20R (くるくるダンプ)

 「CD20R」は2トン積みトラックで運搬可能なコンパクトサイズで、幅や高さなどに制約の 多い現場でも、その全旋回機能を生かして効率的な作業を実現する。

 ミニクローラーキャリアとしては業界初のROPS(運転者保護構造)標準装備、 シートベルト標準装備により高い安全性を確保。 底板厚6mm強化ベッセルを搭載し、平面構造を採用して優れた排土性を実現した。 国土交通省排出ガス2次規制対応。

 積載量2,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み