ケンキミュージアム

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1970年 読む

 この時代を境に、国内需要の中心は、ブルドーザーから油圧ショベルへと徐々にシフトしていく。技術的には、操作性などの付加価値も重視されるようになる。

コマツ ダンプトラックHD200
(1975年)

コマツ ダンプトラックHD200

 当時活躍していたHD180に対して、他社の20tダンプが台頭してきていた。そこで、前後輪のタイヤサイズ統一、最小旋回半径の縮小、騒音の低減等、HD180に対して挙がっていたニーズを織り込んだ20トンダンプを新たに開発した。のちにHD205としてモデルチェンジされるまで、10年間活躍した。

 積載量20,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み