ケンキミュージアム

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1990年 読む

 低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。

コマツ ブルドーザーD41E
(1996年)

コマツ ブルドーザーD41E

 中型クラスで最も重要となる整地、敷き均しなど作業性能の大幅な向上とともに、ブレードのスーパーアングル機構採用により、輸送時の幅2.5mと優れた輸送性を実現。

 油圧ショベル感覚の優れた操作性を実現する、走行/作業機フルモノレバーを採用した。当初はブラジルの工場一極のみで生産が行われた。

 重量10540kg。

ブルドーザー 読む

 初期のブルドーザーは、農業用のトラクターに、ブレード(排土板)を取りつけたものだった。戦後の開発、高度成長期における大規模工事など、日本の躍進の歴史はブルドーザーの歴史とも言えよう。油圧ショベルの台頭で、国内における需要は減少したものの、大規模鉱山を初めとした世界中の過酷な現場で、今日も高い技術が息づいている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み