2010年
建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。
オフロード法2011年基準に適合したホイールローダー「WA200-7」を新発売。
日本・北米・欧州の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。また、定評のあるコマツ独自の電子制御HSTを搭載。アクセル操作のみで車速コントロールが行えるので、オペレーターの負荷を大幅に軽減。
また、大型ピラーレスROPS/FOPSキャブを搭載することにより、良好な視界を確保し、安全性を向上。
バケット容量:2.0m3
ホイールローダー
日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。