ケンキミュージアム

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1990年 読む

 低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。

コマツ ミニホイールローダー WA40-3E
(1995年)

コマツ ミニホイールローダー WA40-3E

 ミニホイールローダーWA20、WA30、WA40、WA50のシリーズに、新カラーリングを導入。外観も一新してのモデルチェンジとなった。

 新型エンジンの搭載により、1992年から開始されることになる排ガス規制基準をクリアすると同時に、低燃費を実現。また遮音技術により超低騒音化設計となっており、特にWA30からWA50では、建設省の「超低騒音基準」を標準でクリアした。

ホイールローダー 読む

 日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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