ケンキミュージアム

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1980年 読む

 油圧ショベルを中心に、次々と革新的な技術が商品に織り込まれていく。エンジンの制御にメカトロを駆使するなど、日本のハイレベルなエレクトロニクス技術が世界を凌駕する。

コマツ ホイールローダー 545 ペイローダー
(1982年)

コマツ ホイールローダー 545 ペイローダー

 JH90EVの後継として、作業性・居住性・整備性を一新して開発した。ダンピングクリアランス、ダンピングリーチが大きく、11トンダンプはもちろん、18-20トンダンプへの積み込みも行えるため、当時のHD180、HD200ダンプトラックとのマッチングで使用された。

 バケット容量3.5m3。

ホイールローダー 読む

 日本においてホイールローダーが初めて製造されたのは1949年にさかのぼるが、コマツがインターナショバルハーベスタ社と提携しホイールローダー市場に参入したのは1960年代なかばである。提携初期時代のJHシリーズ、続く500シリーズ、そしてコマツグループのオリジナルであるWAシリーズと時代を経て、機械の大型化、環境への配慮、そしてメカトロやITといった高度技術の応用など、それぞれの現場ニーズに応えてきた。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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