1990年
低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。
50トンクラスのラフテレンクレーンは、台数こそ少ないものの、金額ベースでは市場の25%と高い割合を示していた。そこでWING100、250と好評を得ているシリーズの系列拡充を行った。
43メートル6段ブームの採用でクラス最大の地上揚程を実現。高鋼性6角断面ブームで、たわみが少なく安定した作業が可能になった。また安全性には特に配慮し、危険領域に近づくと自動的に作業を停止する安全装置には、自動的に旋回やブーム起伏速度を減速しショックをやわらげて停止する機能などを折り込んでいる。
その他の建設機械
いわゆる主要建設機械と言われる商品以外にも、さまざまな建設機械が ある。歴史の流れと合わせて見つめると、その時代を反映したさまざまな 商品が開発されてきたことが分かる。