1990年
低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。
解体現場などで発生する、コンクリート塊などの「ガラ」を、その場で細かく破砕し、路盤材や建築物の基礎材に再利用するという、まったく新しいコンセプトの商品を開発した。
それまでは、これらのガラは、破砕するためにプラントへ運搬して処理をし、その後も再度運搬して再利用または埋め立て処理をしてきた。これらの過程で発生するコスト、環境への負荷を軽減するための機械が「ガラパゴス」シリーズである。
初代のBR60に引き続き、翌1993年、さらに処理能力の高いBR200を発売した。 環境を考えたソリューション型ビジネスとしてこれより後にラインアップされる「ガラパゴス」シリーズのさきがけとなる。
その他の建設機械
いわゆる主要建設機械と言われる商品以外にも、さまざまな建設機械が ある。歴史の流れと合わせて見つめると、その時代を反映したさまざまな 商品が開発されてきたことが分かる。