ケンキミュージアム

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1950年 読む

 戦後の荒廃した農地再建・開墾のために、より大型の建設機械が求められるようになる。しかし技術的には、まだ米軍が持ち込んだものに習って商品開発を行うという段階であった。

コマツ モーターグレーダー GD30-1
(1952年)

コマツ モーターグレーダー GD30-1

 GD25と共通部品を多く使用。GD25と同様に、幅の狭い市町村道の砂利道維持補修を主眼とした商品である。

 GD25と大きく異なる点は、後車軸は2軸タンデム式、後輪は低圧タイヤ4個で整地精度の向上と掘削力の増大を図り、前輪はリーニング式で掘削作業中の横滑り防止と旋回小回りに役立たせた。

その他の建設機械 読む

 いわゆる主要建設機械と言われる商品以外にも、さまざまな建設機械が ある。歴史の流れと合わせて見つめると、その時代を反映したさまざまな 商品が開発されてきたことが分かる。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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