ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ 中型ハイブリッド油圧ショベルHB205LC/HB215(LC)-2
(2014年)

コマツ 中型ハイブリッド油圧ショベルHB205LC/HB215(LC)-2

 中型ハイブリッド油圧ショベルHB205-2型の系列拡大としてHB205LC/HB215/HB215LC-2型の3機種を新発売。

 日本・北米・欧州の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載。加えて、機体のメインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率作動油の採用等を行い、燃料消費量を低減。

 また、落下防止用ハンドレールとIDキーの新採用により、点検・整備中の落下防止と機械の盗難リスク軽減を実現し、安全性を向上。機械モニタには鮮明で見やすい高精彩7インチLCDモニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転もサポート。

 重量:21300kg(HB205LC-2)

 バケット容量:0.8m3(HB205LC-2)

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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