ケンキミュージアム

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2000年 読む

 IT革命は建設機械の技術にも色濃く影響を及ぼす。90年代に開発された、衛星を活用した稼働管理システムは、遠隔地から機械を監視・管理する手段として、標準装備されるようになる。

コマツ 油圧ショベルPC1250
(2006年)

コマツ 油圧ショベルPC1250

 最新エンジンテクノロジー「ecot3(エコットスリー)」を駆使した新型エンジンを搭載、 定評のある「作業量重視」「燃費重視」2つの作業モードを、現場内で多用途に使用される 大型ショベルの特性に合わせて進化させ、燃費重視モードをさらに3段階追加し 選択可能とすることで、低燃費性能がいっそう向上した。

 抜群の耐磨耗性能を発揮する「砕石強化バケット」を標準装備、バケットツースには、 オリジナルの刃先形状を採用した[XS]ツースシステムを採用。 長期間シャープ性を維持し抜群の 貫入性能を発揮する。

 重量109900kg、バケット容量5.2m 3。

油圧ショベル 読む

 1951年にこの世に誕生した油圧ショベルは、わずか半世紀の間で、建設現場における絶対的な地位を築いた。ミニから超大型と、規模に応じたサイズのラインアップ、また後方小旋回や超小旋回など、現場の特性に合わせたスタイルなど、その間も確実に進化を遂げてきた。人間の手に似た動きをするこの機械は、21世紀も、限りなく進化を続けていくことになるだろう。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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