ケンキミュージアム

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1980年 読む

 油圧ショベルを中心に、次々と革新的な技術が商品に織り込まれていく。エンジンの制御にメカトロを駆使するなど、日本のハイレベルなエレクトロニクス技術が世界を凌駕する。

コマツ ダンプトラックHD465-3
(1985年)

コマツ ダンプトラックHD465-3

 円高基調の流れの中で、日本市場では北米からの輸入車との価格競争が厳しくなり、また海外市場においても現地商品との競争が激化していた。このような状況を受け、搭載エンジンを他社製からコマツ製に切り替えるモデルチェンジが急務とされた。HD205-3、HD325-5、HD465-3、HD785-3といった商品群が、一斉にコマツエンジンに切り替えられた。

 積載量46,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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