ケンキミュージアム

ケンキミュージアム

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1980年 読む

 油圧ショベルを中心に、次々と革新的な技術が商品に織り込まれていく。エンジンの制御にメカトロを駆使するなど、日本のハイレベルなエレクトロニクス技術が世界を凌駕する。

コマツ ダンプトラックHD785
(1982年)

コマツ ダンプトラックHD785

 1974年のHD680以降、鉱山を中心として大型化の傾向は一層強まり、85トンクラスの需要が高まっていた。 コマツでは、まずHD680と極力部品を共通化したHD780を開発。さらにこれに対して、エンジンをパワーアップし、大きいタイヤを装着したものをHD785として開発し、商品化を行った。

 積載量78,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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