ケンキミュージアム

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1970年 読む

 この時代を境に、国内需要の中心は、ブルドーザーから油圧ショベルへと徐々にシフトしていく。技術的には、操作性などの付加価値も重視されるようになる。

コマツ ダンプトラックHD325
(1979年)

コマツ ダンプトラックHD325

 1972年のHD320の開発から7年が過ぎ、競争の激化に対応すべく開発された上位機種。HD320との大きな相違点は、エンジンを変更したことによる出力アップ、フルオートマチック・トランスミッションの採用、タイヤサイズの大径化、それに伴う積み込み高さのアップなど。国内はもとより、当時着工された香港の新空港建設現場でも活躍した。

 積載量32,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み