1970年
この時代を境に、国内需要の中心は、ブルドーザーから油圧ショベルへと徐々にシフトしていく。技術的には、操作性などの付加価値も重視されるようになる。
オフロードダンプトラックとして、世界で初めてオートマチックトランスミッションを採用した車。当時の世界市場では、32トンに次いでこのクラスの需要が多く、開発が急がれた。力強いエンジン出力、積み込み性が良いベッセル高さと形状、ハンドル操作性の良さ等、高い評価を得た。
積載量46,000kg。
ダンプトラック
運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。