ケンキミュージアム

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1960年 読む

 貿易の自由化が認められ、外圧の風を受けるが、これは同時に、日本の技術力を、世界トップレベルに磨き上げる契機となった。大規模の電源開発等が行われ、大型機械の開発が加速した。

コマツ ダンプトラックHD180
(1968年)

コマツ ダンプトラックHD180

 この時代、国内では電源開発工事が盛んで、ダム工事現場には、米国ユークリッド社製の15トンダンプトラックが活躍していた。これに対抗できるようなものとして、日本国内初のオフロードダンプトラックとして開発された。

 積載量15,000kg。

ダンプトラック 読む

 運搬車であるダンプトラックの歴史は、現場での生産量を上げるため、積載量大型 化の歴史でもある。特に鉱山現場では、機械式・電気式での大型化競争に加え、GPSによる管理システム導入など、21世紀を迎えた今日も、その技術は日々進化しつづけている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
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