ケンキミュージアム

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2010年 読む

 建設機械のICT化が進み、無人ダンプトラック運行システム、情報化施工、KOMTRAXなどが更なる発展を遂げる。また、燃料消費量と二酸化炭素排出量の低減を実現するハイブリッド機も登場するなど、建機の新世代化が進んでいる。

コマツ 大型ICTブルドーザーD155AXi
(2015年)

コマツ 大型ICTブルドーザーD155AXi

 世界初の自動ブレード制御機能を搭載した大型ICT(情報通信技術)ブルドーザー「D155AXi-8」を北米、日本において市場導入開始。

 自動ブレード制御機能は重掘削作業によるブレード負荷が大きい大型ブルドーザーにおいてより大きな効果を発揮し、作業効率の向上を実現。情報化施工の更なる普及拡大を担う主力商品の投入によりブルドーザーの系列拡大を図り、幅広い現場への情報化施工導入を実現。

 またICT建機として初めて日・米・欧で2014年から施行されている新排出ガス規制に対応。

ブルドーザー 読む

 初期のブルドーザーは、農業用のトラクターに、ブレード(排土板)を取りつけたものだった。戦後の開発、高度成長期における大規模工事など、日本の躍進の歴史はブルドーザーの歴史とも言えよう。油圧ショベルの台頭で、国内における需要は減少したものの、大規模鉱山を初めとした世界中の過酷な現場で、今日も高い技術が息づいている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み