ケンキミュージアム

ケンキミュージアム

-

1990年 読む

 低騒音・低振動・低エミッションなど、環境への配慮がなされた設計の都市型機械が主流となる一方で、大規模鉱山等の過酷な現場に耐え得る、超大型機械もラインアップされる。

コマツ ブルドーザーD155AX
(1994年)

コマツ ブルドーザーD155AX

 建設機械として世界で初めて、自動無段変速式のトランスミッションを搭載。

 機械式トランスミッションと、油圧式トランスミッション(油圧ポンプ・モーター)を並列に配し、ダイレクト車の高い効率と、油圧式トランスミッションの優れた操作性・無段階変速性とを兼ね備えている。自動無段変速機構で、オペレーターは余裕をもって作業が行える。

 重量38500kg。

ブルドーザー 読む

 初期のブルドーザーは、農業用のトラクターに、ブレード(排土板)を取りつけたものだった。戦後の開発、高度成長期における大規模工事など、日本の躍進の歴史はブルドーザーの歴史とも言えよう。油圧ショベルの台頭で、国内における需要は減少したものの、大規模鉱山を初めとした世界中の過酷な現場で、今日も高い技術が息づいている。

ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み
ケンキミュージアム 日本のブルドーザーの歩み